ニキビのある肌に適した洗顔方法と洗顔料は?

手に泡を持つ女性

所要時間:約5分

洗顔方法と洗顔料がニキビに与える影響

ニキビのある方は、特に洗顔にこだわりますが、その方法が問題になります。さらに、お肌に合わない洗顔料を選んでいることに気づいていないことも。場合によっては、敏感肌や乾燥肌へとシフトし、ニキビが治りにくくなるので注意が必要です。

・角質層を守りながら洗顔をする
・洗顔料はどんなものが良いのか
・洗顔料を使わない水洗顔の良し悪し

角質層を守りながら洗顔をする

そもそも洗顔で「何を洗い流すべきか」を考えてみましょう。洗顔で落とすべきものは「古い角質、酸化した皮脂、肌に残っている化粧品」です。しかし、洗顔方法によっては「次の3つ」まで洗い流すことになってしまいます。

役目を終えていない水分の蒸発を防ぐ「皮脂膜」
お肌のバリア機能や水分保持の役目がある「セラミド」
同じく水分保持の役目がある「天然保湿因子」

これらが流されていく度、少しずつ敏感肌や乾燥肌へとシフトしていきます。結果的に、ニキビのできやすいお肌になり、美肌を作るという点からも良いとは言えません。

洗顔は、必要以上に、時間を長引かせないことです。すすぎや拭き取りの時間を除いて「30秒前後」が目安。この単純なポイントが、皮脂膜と角質層を守ることにつながります。

洗顔する女性

女性であれば、洗顔前のクレンジングで、ほとんどの汚れは乳化して浮いています。男性はメイクをしないぶん、古い角質と酸化した皮脂を洗い流すだけなので、それほど長い洗顔の時間は必要ありません。

洗顔料はどんなものが良いのか

洗顔料で見るべきポイントは「洗顔後のお肌に、界面活性作用が残るモノか残らないモノか」です。界面活性作用とは、水と油をなじませる作用のこと。これで汚れが落ちる仕組みです。

お肌に界面活性作用が残る洗顔料とは、泡がいつまでも残るもの、石鹸カスが出ないものです。一時的に、洗い上がりがしっとりするタイプの洗顔料に多く見られます。(人によってはヌルヌルと感じることも)

界面活性作用が残っていると、お肌の水分やセラミド等とくっつき続けて角質層がダメージを受けます。敏感肌や乾燥肌の原因になるので、スキンケアの観点からは避けた方が無難です。

お勧めは、昔ながらの固形石鹸。できれば無添加が良いでしょう。同じく界面活性作用がありますが、洗い流せば、お肌に界面活性作用が残ることはありません。

無添加の固形石鹸

このような石鹸は、洗い上がりにつっぱりを感じますが、これは界面活性作用がお肌に残っていない証拠です。適切に保湿していれば、正常な角質が育っていきます。

洗顔料を使わない水洗顔の良し悪し

洗顔料を使わず水だけで洗顔する方法があります。これはお肌に刺激を与えない、乾燥させないことで、お肌を休ませる(角質を育てる)という目的があるんですね。しかし、どんなときにも有効とは限りません。

主に敏感肌や乾燥肌の方に適していますが、脂性肌の方には向いていません。また、どちらの肌質も、長期間続けるのはお勧めできません。お肌に刺激物となる汚れを十分に落とせないからです。当然ニキビにもよくありません。

皮脂は、約5~6時間で酸化すると言われていますから、少なくとも朝と夜は洗顔することをお勧めします。水洗顔をどうしても行う場合は、お肌が極度にダメージを受けているとき、短期間にとどめておきましょう。

記事のまとめ

・洗顔のとき泡で洗う時間は「30秒前後」が目安
・洗顔料はお肌に界面活性作用が残らないものがお勧め
・水洗顔は、お肌が極度にダメージを受けているとき短期間で

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